book report.

自由気ままに読んだ本の感想を。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「サードドア 精神資産の増やし方」

「サードドア 精神資産の増やし方」 東洋経済新報社 アレックス・バナヤン 著 大田黒 奉之 訳 ずっとずっと気になっていた話題書。東洋経済オンラインでひろゆき氏が取材を受けていたことをきっかけ。以下にリンクしておく。 toyokeizai.net 完全にフィーリ…

「ファーストラヴ」

「ファーストラヴ」 文藝春秋 島本理生 著 本の帯にすごく魅力的なあらすじが書いてあり、どうしても読みたくて買った本。 下記に引用しておく。 「動機はそちらで見つけてください」父親を殺した容疑で逮捕された女子大生、聖山環菜の挑発的な台詞が世間を…

「ノルウェイの森」

「ノルウェイの森」 講談社 村上春樹 著 たしか友達にお勧めされた本。村上春樹作品とはどんなものなのか・・・本好きなら読むべきなのか・・・様々な考えを巡らせながら、手に取った。 噂通り比喩が多い。村上春樹の知識量に追い付ける知識がなければ、伝わ…

「夜は短し歩けよ乙女」

「夜は短し歩けよ乙女」 角川文庫 森見登美彦 著 映画化もされ、話題になっていたのでブックオフで見つけた際思わず手に取ってみた作品。些細な理由で読んだのだけど、自分の中で非常に印象が強く残っている。構成がユニークで、語彙が豊富だったからだ。理…

「羊たちの沈黙」

「羊たちの沈黙」 新潮文庫 トマス・ハリス 著、菊池 光 訳 ハニバル・レクター博士を知っている人は多いだろう。人喰いハニバル。その狂気性が興味を引く作品だ。しかし私は、頭のいい人の発想や言動に憧れがあり、優秀な頭脳を持つ人の思考を覗きたくてこ…